★配管
 
60年代から70年代に建ったコンドミニアムが相次いで配管の老朽化による深刻な問題に直面しています。
一方で、新しいコンドミニアムでも、問題がないわけではありません。
 
まずは、古いビルの配管問題についてお話ししましょう。
先日も、弊社で管理を承っているお宅から排水が流れ出る配管にひびがあり、そこから下の階へ水が漏れて
いたことが発覚しました。このコンドミニアムでは、このお宅だけでなく、他の箇所でも同様の問題が頻発しており、
現在建物全体の配管の交換工事を検討中です。
 
新しいコンドミニアムでも、PBCというプラスティック剤の給水管のつなぎ目の部分に使った金属の部品が腐食し出して水漏れが頻発し、結局、全てのユニットについて、壁に40数か所の穴を開けて部品を交換するという工事が行われたケースがありました。
 
ではここで、水漏れの主な原因について記しましょう。
 
1)おトイレのタンクからの水漏れ
おトイレの後ろについているタンクには、一定の水位まで水が溜まると自動的にストップするようになっている仕組みになっていますが、これが老朽化してうまく作動しなくなり、水があふれてしまう場合があります。長く留守をされる場合は、供水の元栓(アングルバルブ)を閉めておきましょう。
 
2)便器の下の部分からの水漏れ
便器が床に接着されている部分から水漏れがしている場合があります。もちろんプラマー(配管工)に直してもらう必要がありますが、たまに水がにじみ出ていないかどうか、点検することが必要です。
 
3)台所シンクからの水漏れ
古いコンドミニアムでは、配管にバックアップバルブといって、逆流を防ぐバルブがついていないところがあり、逆流により、台所のシンクの排水口から水が溢れ出てくることもあります。
台所のシンクの下の排水管が緩くなって、そこから排水が漏れることもあります。たまに排水管の下の部分が濡れたり、湿ったりしていないかチェックしてみましょう。
 
3)エアコンからの水漏れ(セントラルエアコンの場合
建物によって、エアコンのシステムが異なりますが、まずは、コンデンサの下に凝結水を受けるトレーがついているものは、水がたまり、放置しておくと、藻が発生して、排水溝を詰まらせてしまい、トレーから水が溢れ出てしまうことがありますので、カルキ剤を入れたり、定期的にクリーニングしたりする必要があります。定期的にエアコンの業者か、ビルの管理部(ビルで管理している場合)に点検してもらいましょう。
 
ビル全体を冷却水が循環していて、各ユニットにモーターでファンを回して冷気を放出させるようになっているところもありますが、アクチュエーターといって、冷水の流れを制御する部品が老朽化し、水漏れの原因になることもあります。
 
4)給水元栓(アングルバルブ)からの水漏れ
住居に供水するための元栓がありますが、バスルームのシンクやおトイレの後ろ、キッチンのシンクの下など、それぞれに栓がついています。(ついていない場合もあります)これをアングルバルブと呼びますが、これがカンカンに固まって開閉不可能になっている場合があります。これを無理やり開閉しようとすると壊れて、水が止まらない状態になってしまうこともあります。
まずは、カンカンにならないように、頻繁に開閉することが望ましいとされます。アングルバルブが固くなって動かない場合は、プラマー(配管工)に依頼して、ビルの断水が可能な時、戸建ての場合は、元栓を閉めた上で交換してもらいます。
比較的新しい建物でも、5年毎に全てのアングルバルブの交換を勧めているところもあります。
 
5)冷蔵庫からの水漏れ
冷蔵庫に製氷機がついていて、製氷機につながっている供水管から水が漏れる場合もあります。何かがつっかえて、冷凍庫のドアがちゃんと閉まらない状態で長時間経過して、床に水が溜まってしまったというケースもあります。
 
5)欠陥工事が原因の水漏れ
めったにないことですが、実際に起きたことですが、浴槽の壁についていて、浴槽から水が溢れ出ないように水が逃げ出す穴にカバーがついているものがありますが、これが排水管につながっているのですが、排水管との継ぎ目のところに隙間があって、そこから水が直接床へ漏れて、下の階にまで行ってしまったケースがありました。
建設ラッシュで、配管工として臨時に雇われたて人が、工事を担当したのでしょうか。。。
 
前にも触れましたが、不良部品を使用したために腐食しだして、壁の中の配管から水漏れしたケースもいくつかありました。
 
配管業者は、必ずライセンスを保持し、現在そのライセンスが有効である業者に依頼しましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 

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